オルニチンの効果効能とは？？
こんにちは！
仙台市泉区のダイエット＆ボディメイク専門パーソナルトレーニングジム・カロリートレードジャパン仙台泉区店の佐々木 洋明（ささき ひろあき）です！
今回のコラムは「オルニチン」についてです！オルニチンという成分はみなさん聞いたこと有るかもしれません。多くの人が聞いたことがある、みたことがあるのはあのかの有名な、しじみのみそ汁です！このオルニチンの効果などについて今日は詳しく解説をしていきたいと思います。
オルニチンとは
オルニチンとはもともと私たちの身体の中に備わっているアミノ酸の一種です。体内の多くのアミノ酸はたんぱく質を構成していますが、「遊離アミノ酸」というアミノ酸で、肝臓で特に重要な役割を担っています。
オルニチンは血液に溶け込んでおり、その状態で体内を巡って、肝臓ではアンモニアの解毒を行うなどの役割を担っています。アンモニアは有害有害物質ですので、解毒することは非常に重要な役割なのです。
肝臓の役割
1番代表的なのは、アルコールを分解することですが、糖質、タンパク質、脂質の代謝、老廃物やアンモニアの解毒といった役割も持っています。「沈黙りの臓器」とも言われていて多少の影響を受けても症状に出にくいことでも有名です。
身体の代謝に関わっている臓器で、肝機能が低下してしまうと有害な物質を解毒できなくなったり、疲労感の増加、むくみ等にも繋がってしまう可能性がありますので、肝臓が健康であることは非常に重要です。
オルニチンの効果
オルニチンの効果は主に2つあります。
①疲労回復
疲労の原因とされるアンモニアを分解する役割があります。オルニチンが増加するとアンモニアの分解を促進していきます。
TCAサイクルといった身体のエネルギー産生に関わる回路がありますが、、アンモニアがこの回路を阻害する働きをすることが明らかにされています。
ですのでアンモニアの分解をすることがエネルギーを産生することにも繋がっているのです。
②アルコールの二日酔い
オルニチンはアルコール代謝に重要な役割を果たしています。
飲酒などからアルコールが体内に入ると、アセトアルデヒドという有害な物質に変化します。少量であれば無害なものに変換されますが、量が多かったり肝機能が低下している方だと、無害に変換することが追いつかず、頭痛や吐き気に繋がるとされています。
オルニチンを摂ることによって、これらの症状を軽減する効果が期待できます。
オルニチンを多く含む食品
オルニチンを多く含む食品としては、しじみが1番有名ですね。それ以外だと、マグロやヒラメ、チーズ、きのこ等が上げられます。
オルニチンの1日の必要量は明確には決まっていませんし、過剰摂取による副作用なども報告されていません。非常に安全な成分ですが、オルニチンを多く含んでいる食品は数少ないためサプリメントなどを活用して補うこともオススメです。
お酒を飲まれる機会が多い方は、特に積極的に摂るべき成分と言えますね。
まとめ
オルニチンは、身体を健康に保つ上で重要な役割を果たしています。
疲労感の軽減や、有害な物質の分解にも役立つ栄養素になりますので、アルコールをたくさん飲まれる方はもちろんのこと、どなたでも積極的に摂取することをおすすめします。サプリメント等を活用するのも良いですね！
みなさん健康で活発な毎日を送りましょう！
最後までご覧頂きありがとうございました。
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