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「なぜお腹に脂肪がつく?加齢で起こる体組成の変化と改善法」

こんにちは!
カロリートレードジャパン仙台泉区店の田谷です!
私たちの体は、年齢を重ねると少しずつ変化していきます。
「体力が落ちてきた」「疲れやすい」「昔と違うな」と感じるのは自然なことですが、
その仕組みを理解しておくことで、予防や改善につなげることができます!
今回は、加齢に伴う主な変化についてまとめました🗒️
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🫁 心肺機能の低下

年齢とともに「最大換気量(息を吸って吐ける量)」は直線的に低下します。20代と比べると、
60代では40〜60%も落ちてしまうといわれています。
ただし、有酸素運動を習慣にすることで、この低下を抑えることが可能です。
ウォーキングや軽いジョギングでも効果があります。
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🚶♂️ 身体活動量の低下

厚生労働省の調査では、10〜50代は平均1日7,500〜8,000歩ですが、
60代では約7,000歩、70代以上では約4,500歩と大幅に減少しています。
活動量の低下は体力や生活機能の衰えにつながりますが、ちょっとした運動習慣を持つだけで抑制・遅延できます。
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💪 筋肉量・筋力の低下

筋肉は20〜30代でピークを迎え、その後徐々に減少。50歳までに約10%、
さらに80歳までに30〜40%も減ってしまいます。筋肉量の減少は歩行能力や転倒リスクに直結し、
生活の質を下げる要因になります。
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⚖️ 体組成の変化

加齢とともに、体幹部(特に腹部)への脂肪分布が増えていきます。
• 男性は50歳以上で全身脂肪の6割以上が腹部につく
• 女性は30代を超えると5割以上が腹部に集中
全体の体脂肪率が高くなくても「お腹周り」が太くなるのはこのためです。
特に内臓脂肪は血圧や血中脂質を上げ、肝機能にも影響を及ぼすため注意が必要です。
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🧬 性ホルモンの減少
性ホルモンは20〜30代でピークを迎えます。その後、
• 男性:なだらかに減少
• 女性:40代後半〜50代に急激に減少
女性では更年期障害として症状が出やすく、男女で大きな違いが生じます。
ホルモンの変化は気分や体調に影響するため、生活習慣でのケアが重要です。
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🧠 人格や心理の変化
加齢は心の面にも影響します。環境や体調に合わせて性格が変化していくのです。
代表的なタイプには、
• 円熟型:経験を活かし落ち着いた対応ができる
• 拡大型:趣味や活動の幅が広がる
• 反動型:自己中心的、怒りっぽい、諦めやすいなど
特徴として「慎重になる」「身体のことを気にする」「話がくどくなる」「物をため込む」といった傾向もあります。
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🧩 脳機能の低下
年齢とともに記憶力や処理能力が低下します。特に前頭葉や海馬の働きが落ちることで
「物忘れが増える」「新しいことが覚えにくい」といった変化が出やすくなります。
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🦴 骨量・骨密度の低下
骨は20〜30代で最も強く、その後は徐々に減少します。女性は閉経後に骨量が急激に減るため
、骨粗鬆症のリスクが高まります。骨折を防ぐためには、カルシウムやビタミンDの摂取とともに、
筋力トレーニングが大切です。
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🏥 内臓機能の減衰
肝臓や腎臓、消化管などの機能も加齢とともに低下します。代謝や解毒の働きが落ちることで、
同じ生活をしていても疲れやすくなったり、血糖や血圧の調整が難しくなったりします。
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✅ まとめ:未来の健康を守るために
このように、加齢は体力・筋力・脂肪分布・ホルモン・骨・脳・内臓にさまざまな影響を及ぼします。
しかし大切なのは「予防できる部分が多い」ということです。
運動習慣やバランスの取れた食事、そして心のケアを取り入れることで、
老化のスピードを緩やかにできます。未来の自分のために、今から少しずつ「貯筋」を始めてみませんか?
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