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筋肉の大切な役割と健康への影響
こんにちは!カロリートレードジャパン仙台泉区店の田谷です!
「筋肉」と聞くと、多くの方が“体を動かすためのもの”というイメージを持つと思います。
もちろんそれも正しいのですが、実は筋肉には体を守り、健康を支えるためのさまざまな役割があります。
今日は、その代表的な働きをわかりやすくご紹介します。
1. 体を動かす
筋肉の基本的な役割は「体を動かすこと」です。筋肉が骨を引っ張ることで、歩いたり、走ったり、
物を持ったりといった動作が可能になります。私たちが毎日何気なく行っている動作は、すべて筋肉の
おかげで成り立っているのです。
2. 血流やリンパを流す(筋ポンプ作用)
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれています。筋肉は、収縮と弛緩を繰り返すことで
血液やリンパを心臓へ押し戻す働きをします。これが弱くなると、むくみや冷え、だるさの原因になって
しまいます。座りっぱなしや立ちっぱなしで足が重く感じるのは、この働きが不十分になっているサインかもしれません。
3. 衝撃から守る
筋肉はクッションのような役割も担っています。筋肉がしっかりあることで、転んだときに骨が
折れにくくなったり、内臓を外からの衝撃から守ってくれたりします。特に高齢の方では筋肉のある・なしで
ケガのリスクが大きく変わります。
4. ホルモンを出す
意外に思うかもしれませんが、筋肉はホルモンを出す器官でもあります。運動すると「マイオカイン」
という物質が分泌され、脂肪燃焼を助けたり、脳の老化を防いだりすることがわかっています。
筋肉を動かすことが生活習慣病の予防や脳の健康維持につながるのは、この働きのおかげです。
5. 飲み込みや排泄をコントロール
筋肉は、嚥下(飲み込み)や排便・排尿といった日常の基本的な動作もコントロールしています。
筋肉が弱まると、誤嚥や便秘、尿漏れといったトラブルにつながりやすく、生活の質を下げてしまうこともあります。
6. 姿勢を保つ
私たちが立っていられるのは、常に筋肉が働いているからです。背筋やお腹まわりの筋肉が弱くなると
猫背になったり、腰痛や膝の痛みを引き起こす原因にもなります。姿勢をまっすぐ保つには、筋力がとても大切です。
7. 熱を生み出す(冷え性改善にも)
筋肉は体の中で一番の“発熱器官”です。体が作り出す熱のうち、およそ6割は筋肉によるものだと言われています。
筋肉が少ない人は、体が熱を生み出す力が弱いため、手足が冷えやすくなります。特に女性に多い冷え性は、
この筋肉量の不足が大きな原因のひとつです。
ここで大切なのは「外から温める」だけでは根本的な解決にならないということ。
筋トレや運動を通じて筋肉を増やすことで、体の中から熱を生み出す力が高まり、冷え性改善につながります。
おすすめは下半身の筋トレです。太ももやお尻など、大きな筋肉を鍛えると効率よく体温を上げることができます。
「冷え性を改善したいなら筋トレを!」というのは、実はとても理にかなった方法なんです。
筋肉は健康の土台
ここまでご紹介したように、筋肉には運動だけでなく、血流、姿勢、ホルモン分泌、体温調節といった多くの役割があります。
筋肉は私たちの体を守る“健康の土台”ともいえる存在です。
「見た目を良くするための筋トレ」ももちろん大事ですが、それ以上に「健康で長く元気に過ごすための筋トレ」
という視点を持つことが大切です。
毎日の生活の中で少しずつ体を動かし、筋肉を味方につけていきましょう!
当ジムでは筋肉の役割を最大限活かすための機能的なトレーニングをしております💪
ただ筋肉をつけるだけでなく、筋肉をつけることで日常生活が豊かになるように、日常生活に当てはめて
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